コミケ71 1日目詳細報告

遅くなりましたが報告したいと思います。


■家〜会場到着■
午前4時20分に家を出発し、大井町駅で東急からりんかい線に乗り継いでビッグサイトへ向かった私。大井町駅へ向かう時点ですでに先頭車両と2両目はコミケへ行く人で一杯だったことには少し驚きました。
大井町駅に着くとみんなが我先にと走り出す。急ぐ必要があるの?なんて思っていたけれど、集団心理でなんとなくつられて階段を駆け下り、りんかい線の改札を抜けるとホームにはすでに行列が。
駅員さんがしきりに
「乗車時にはお客様全員がご乗車できますよう、できるだけ奥から詰めてご乗車ください。」
とアナウンスしていて、なるほど発車時にはそれほど過酷な状況が待っているのだな、と覚悟。いざ、電車がホームに着くと4列を形成していた人々が一斉になだれ込む。足元が確認できない状態での乗車なので少し不安を感じる。リュックサックの人は確実に背負わずに手で持って乗車することをオススメします。
無事、ではないけれど一応電車に乗り込むと後はひたすらおしくら饅頭を繰り返す。四方八方からGがかかり、3駅を通過するあいだとにかく人の重みに耐えることが強いられる。ちなみに途中天王洲アイルで乗客が増えたのはなぜ?
しかし、さらに過酷だったのは国際展示場駅到着後。電車から吐き出された人たちが一斉に改札に向かう階段を目指す。(エスカレーターを逆走している人も数人いたけど・・・)階段を上り終えてから改札を出るまではさらに悲惨。改札を出て行く人の数に対して、どんどん後ろから詰めてくる人のほうが圧倒的に多く、もともとの過飽和な状態がさらにその度合いを増す。個人的にはあずきあらいのあずきの感覚。押し流されて、また逆に押し流されてを繰り返し、本当に徐々に徐々にやっと前へ進める感じ。
改札を出られれば、後はたくさん立っている係員の人の誘導に従い、走らずに目的地を目指し、待機列に合流する。


■列待機〜開場■
私が待機列に加わったのが6時10分。係員から、あとは列を形成して座った状態でひたすら待ての指示。
着込んだり、おしくら饅頭をしたせいか、着いてすぐは全然寒くなく、意外と余裕?とさえ感じる。あたりはすでにうっすらと明るく7時15分には日の出が見える。これで普通に過ごせるくらい暖かくなるだろうと思っていた、が甘かった。むしろ日が出てからのほうが寒い。というのも、やたらと風が吹き始めたから。
寒くなったので荷物を隣の人に頼んで、トイレへ向かうことに。列に並び始めてから25分待ってようやくトイレに辿り着く。待ち時間的には普通、もしくは短いくらいっぽい。ただ、トイレを待つ列の位置が日陰で風が吹き抜ける場所なのでやたらと寒い。
少し迷いながらも列に戻り、あとはとにかく寒さに耐えながら待つ。時間がやたらと長く感じる。持ってきた食料や暇つぶしに手をつける気がしなくなるほど寒く、丸まった状態でとにかく時間が早く過ぎることを祈る。
8時45分ごろには列を移動させ始めるという係員の言葉を信じるも、実際に列が動き出したのは9時35分。そのころには体の芯まで冷え切って、6時や7時の時点よりも圧倒的に寒く、震えが止まらず、なんとなく気持ちが悪くなる。足は当然のごとく感覚がない。
強風にさらされながら入り口を目指し徐々に列が移動を始める。前も人だらけ、後ろも人だらけの圧巻の光景。ゆっくりながらも会場前まで辿り着き、10時になるのを待つ。


■入場後■
列のまま歩いて入場。足元の見えない階段に想像以上の恐怖を感じながら屋上展示場に着くとすでにものすごい行列。たしか一番目立つ行列を作っていたのが「TYPE-MOON」。次に長い行列を作っていたのが「なのはプロジェクト」。なのはプロジェクトにいたってはすでに係員が
「この辺に並んでいるお客様あたりから確実に買えるかどうか・・・」なんて言う始末。実際は普通に買えていたみたいだけど、私は並ばなかったので分からない。


ということで、そんな列を尻目に目的のブースを目指す。


1. 145 「MOON-STONE」
「Indico lite」のMitha先生が原画を描いている新作「Clear」の「Clearセット」が目的。
ほとんど並ばずに買えて少し拍子抜けするもののすぐに次のブースへ。

2. 271 「K-BOOKS
こちらもMitha先生イラストのテレカが目的。列待ちの間、前の人もテレカのみが目的だったらしく少し会話。会話により抽選でサイン入りの当たりがあることを思い出し、購入数を1→2へ。結果から言うと、無駄でしたがorz

3. 111 「戯画/パートナーブランド/feat.戯画」
KOTOKOさんが歌う主題歌「Lilies line」の入った「チアフル!」のプロモーションCDが無料配布される予定だったのでとりあえず向かうも、やはりこの時点では物販の方で手一杯そうだったので別のブースへ。(このあと何度となくこのブース周辺をうろつく。)

4. 325 「ぱじゃまソフト/リリアン/bootUP!」
このあたりでnotDoさんに頼まれたものを買おうと思い、頼まれたブースへ一度向かうも1.2.がすんなりと買えたこともあって、あまりの行列の長さに萎え、無理しなくても買えるというnotDoさんの言葉を信じ、こちらのブースに並ぶ。ただ、KOTOKOさんの主題歌の入った「クルくるセット」はすでに通販の方で頼んでしまったので(やめておけばよかった・・・)、川田まみさんの主題歌の入った「bootUp!」の「あねいも2nd.st Starting Material」を購入。

5. 143 「Russell」
一応事前に気に留めておいたところはまわれたので今度こそnotDoさんに頼まれたものを買いに並ぶことに。仕方ないけれど、行列のできるところは大抵外に列を作るので、また寒い。中が熱気で暖かいので余計に寒く感じる。少し待ってあと、目的のものをきちんと確認し購入。で、notDoさんにもう一つ頼まれていたものを買いに次のブースへ。

6. 385 「フロンティアワークス
ここは「ひぐらしのなく頃に」の商品の出展があるせいか私が並んだ列の中では最長でした。途中ちらほらと完売の知らせがあるものの、notDoさんに頼まれたものは無事購入でき、とりあえずここで一息つくことに。


一度屋上展示場に出て休んでいると周囲はすでに集団で来た人々が買った商品の受け渡しやら披露やらをしていてかなりにぎやかに。かたや一方にははじめに挙げた2つのブースや「RONDO ROBE」、「オーガスト/ARIA」、「ういんどみる」等々の気の遠くなるような長蛇の列。一日の間に「列が通りま〜す」。の叫び声を何度聞いたことか。
ひとまず、notDoさんに購入の報告をしたのち、トイレ待ちの列に並び、再度3.へ。すると、無料配布は14時ごろとのこと。この時点で12時半だったので、いちど企業ブースを離れ、東へ行くことに。東に着くと女性およびレイヤーの割合が一気に増加。


7. シ 62a 「リオグランデ
みついまな先生のサークル。イラスト集「Forbidden fruit」を購入。列で待っていると、その間に隣のブースが完売をした模様。まだ13時なのに早いね。ここも例外にもれず列は屋外。しかもここはさっきに増して風が強い。会場内にまで吹き込んで中もエライことに。


かれこれ13時45分頃になり3.に戻る。14時に物販が終了され、無料配布は14時30からなので外につくる列に並んでくださいとのこと。で外に出るも、そこ、ここにいろんなブースの列が作られていて、どこへ並べばいいのかさっぱり分からない。一度別の列に並んじゃったし・・・。目的の列はおそらく搬入用とおもわれる道のスロープにあり、下りていって最後尾に並ぶことに。この時点で列はスロープの1/4くらいまで、それでも200人くらいで形成されており、配布が始まる頃にはスロープの一番下まで到達していて・・・、ヤバイわぁ。
とりあえずことなく配布をお姉さま方から受け取り時間を見るともう15時。時間もきているし、体力も尽きてきたので帰途に着くことに。帰りもこの時間になるとやっぱり混んでる・・・。
今日CDを見てみたらKOTOKOさんの主題歌が試聴版と一緒でかなり萎えたorz



「総括」
まわったブースがあまり混まないところだったようで、目的のものは予定通りに手に入れられたので上出来かと。
3日目に向けての改善点はやはり寒さ対策。地べたに座るので厚めの敷物があると良い(折りたたみ式の椅子があればなお良い)。薄いタオルを持っていったけれど、薄いとやっぱり無意味。それから就活で先輩がやっていたというタイツを履いていくのもありかと。上半身は着込めば何とかなるけれど、下半身はやはりどうしてもそうはいかないので。
やっぱり疲れました。バイト先のみんなからは目が半分しか開いていないとか、目が真っ赤とか、クマがひどいなど言われました。やはり何かを得るためには、何かを犠牲にしなければならないようですね。